ビッグプーリー12T/17T+RD-RX812
ディレイラー取り付け時に諦めた
ビッグプーリーの流用について
ふとアイデアを思いつき実施したところ無事成功しました。
差異
流用を阻むモノそれは
プーリーのベアリング内側径が
純正とビッグプーリーとで異なるのです。
ビッグプーリーのが太い=スカスカ
→純正ボルトの径とビッグプーリー内側を埋める
丁度良いシムが有ればイケそうではある
確認&組み付け
そこでビビビときたんですが
rx812はアルテ級なのでベアリングが入っていますが
105級のr7000は金属シム+樹脂プーリーだったよな?
r7000のビッグプーリー化で不要になっていたモノを確認したところ
思った通りシムが!
しかもこれがビッグプーリーにもジャストサイズ!
これで無事流用可能に。
かと思いきや、あと一つ問題が。
純正ケージを使うとチェーン外れ防止のガードがプーリーに当たるのです。
というわけで、切り飛ばして
組み付けて完成です!
ガイドプーリー12T/テンションプーリー17T
ガード?ガイド?を切り飛ばしてるので
最大ギアの時にチェーンが暴れたら落ちそうです。
そこはrx812のスタビライザに頑張ってもらうしかない…
ST-R7000+ RD-RX812+CS-M8000 互換性
組合わせ
1*11にはタイトルの通り
・st-r7000
・rd-rx812
・cs-m8000(42t
を使用しました。
シマノのコンパチ表で見ると
今回の組み合わせでの記載はありません。
が、それぞれstとrd、rdとcsの組み合わせは記載が有り
「それぞれの組合わせは」公式サポート内の使用方法です。
ならば、3つ合わせてもイケるだろうの精神で
やってみましたが無事稼働しております。
週末位しか乗らないし変速性能の良し悪しを感じとれる
繊細な感覚を持っていないので変速出来ればOK
って人はこれで良いと思います。私もそうです。
勿論、一段で跨ぐ歯数は増えてるので
変速時の「よっこらしょ」感はありますが…
rd-rx812組み付け時
R7000もそうでしたが、シャドータイプのせいなのか
取り付け時に結構ワイヤーの張りが必要です。
通常のペンチで出来るだけ引っ張って……
の方法ではワイヤの端がグズグズになりがち。
しかも、結局アジャスターでもっと張らないと
変速出来ない。となる確率が高いです。
なので、チャリ仲間から聞いた方法で取り付けしました。
※r7000の時もこれで上手くセット出来ました。
確実に正統ではない方法なので参考程度に…
⓪チェーンは通して、ワイヤー取り付けて無い状態でスタート
①STをLoまで落としておく(内側レバー10クリック
②RDにワイヤーを取り付ける。手で引っ張る程度でOK
③クランクを回しながら
3枚目にチェーンが乗るまでST外レバーをクリック
※Loを1枚目として数えて
※STクリック回数は張り具合によって変わります
④そのまま、ワイヤーを一旦外す
⑤STを①と同様の操作
⑥ワイヤーを固定し直す
⑦クランクを回して
チェーンがどのギアに乗るかチェック
⑧-1 ギア2枚目に乗る
→クランク回しながら
1枚目に落ちるまでアジャスターで緩める
⑧-2 ギア1枚目に乗る
→クランク回しながら
外レバー1クリックで2枚目に乗るか確認する。
乗ればそのまま、乗らなければ乗るまでアジャスターで張る
⑨クランクを回しながら変速操作で全体確認
これで完成です。ペンチやアジャスターで張る動作を
※③は2段目でやった方が丁度いい張り具合になる場合もありけりです。
1x11 F40T*R11-42T(rd-rx812+cs-m8000
フロントシングル化に続き
リアの超ワイド化に取り組みます。
パーツ
・カセットスプロケット(CS
CS-M8000 11-42T
元のF50-34T*R11-28Tと
ギア比を比較するとこんな感じ
色が同じ所が新旧でギア比近い所で、
最大ギアだとギア比1を下回ります…
行くとこまで行ってやろう的なギア比になってます。
・リアディレイラー (RD
RD-RX812
42T対応且つ現在使用中のST-r7000との互換性から
一択となりました。
wolftoothのロードリンクとかも検討したんですが
対象がgsっぽいので諦めました(私のRDはss)
https://www.wolftoothcomponents.com/products/roadlink
取り付け
Amazonから到着
いやーデカいっす、身近に良いモノが無かったので
suica置いてみたけどディレイラーよりパッケがデカいとか…
・CS
とにかくデカい 以上
・RD
こちらもデカい
RD-r7000ss(+ビッグプーリー)と比べると
アームが長いですね。
ハンガーからアウター受けまでは距離が同じようなので
ワイヤー類は完全流用します。
ちなみに、ビッグプーリーの流用ですが
ケージの取り付け軸形状が違うのと
プーリー単体も軸径が異なるため
まっったく流用出来ず。
さて、CSの取り付けでの注意点ですが
m8000はMTB用カセットなので
ロード用とカセット幅が異なります。
その為ホイールのロード11s用フリーボディには
1.85mmスペーサーが必要です。これは今回は付属していません。
私はたまたまストックがあったので助かりました(汗
ちゃっちゃと取り付けて完成です。
チェーンも50T*28Tから流用したので
シマノマニュアル推奨より4リンク程短いですが
変速はそれなりに出来ているので今は良しとして
そのうち交換します。
まとめ
この様になりました。
50km程試走をしました。
楕円リングは乗り出しから全く違和感なく。
普段の踏み方と楕円の設定が合っていたのでしょう。
超ワイドギアに関してはチェーンが短い分シャリつく感じ。
ですが、まあ許容範囲でしょう。
乙女ギアを超えた赤ちゃんギア?が完成し
悪目立ちするマシンとなったので大満足です。
42Tの真価は大嫌いな山登りで確認します。